「ずっと長く大切にできる衣服を」
というコンセプトで函館でモノづくりを手がける
RomioRi(ロミオリ)
ささやひろみさんがお寺に来てくださいました。
禅の作法で食事をいただく
そのようなことをこれから、ポストコロナの世の中のきざしとともに、少しずつお寺ではじめていきたいと思っています。
そこで、
応量器(おうりょうき)をつつむ袱紗(ふくさ)と箸入れ、ひざかけを、ロミオリさんで制作していただきたいと今回お願いしたところ、心よく引き受けてくださいました。
応量器は僧侶が食事をいただくときの器。
壊色といって、人が使用しないような地味な色味で作られる応量器袱紗ですが、どんな風合いで制作いただけるのか、いまから楽しみです。
制作にあたって、じっさいに使用しているところを見ていただき、大切にしているところをお伝え致しました。
ロミオリさんの作品では、様々な国や民族の布やレディメイドのもの、本来出会うことのないものたちが、であい、つながりあい、ひとつのモノとなる。
その一々の機(はたらき)をよくよく観察して作り上げている。
どんな袱紗になるのでしょうか。