キブシの葉が開きはじめました。
鈴なりに垂れさがる黄色い花の傍で、いかにもかわいらしい。
さいきんは変化するということに、
非常に関心があります。
花が咲き、散る、
という二段構えではなく、
花が咲くにも冬芽があり、
葉が開くにも順番や気温、条件がある。
花を咲かせた枝を切り取って生けても環境変化に適応できず、花が散っても葉は開かないそうです。
葉をひらかせるには、
花もつかない冬芽のうちに切り取る必要があるのですが、
素人目には冬の広葉樹はすべて同じようにしか見えないから、
こうして変化を楽しむことのできる枝が玄関にあるのは、
とても豊かで愉しいものだと喜んでいます。
一時に咲き乱れる桜の花も美しいですが、
このような美しさも誰かと共有したい、
衝動にかられます。
今週末21日の日曜坐禅会はお休みです。
次回の坐禅会は4月28日(日)朝5時50分からです。