禅リトリートを無事終え早一月が過ぎようというところ、
いよいよ年の瀬、晦日となってようやく振り返ることとなりました。
静けさを重んじ、ふだんは気にすることもない、
食べるということ、
歩くということ、
坐るということをじっくり行う。
それもたった一人で行うのではなく、
他の人ともに心を合わせ行じる。
知識をもちいて
私といういのちのありようを受け止めるのではなく、
まさに身心全部から自己に向き合う。
リトリート終了して、腹の底から「よかった」と思えるような
充実した二日間となりました。
とはいえ、修行道場ではなく、ごく一般のお寺で参禅研修をする。
それも初めて行うということには大きなハードルがありました。
それでも「あーだ、こーだ」と段取りや理屈を積み上げる前に、
自分の直感を信じ、
まずやってみた。
段階も経ず、告知もままならない中、
禅リトリートの大切にしたい根幹を共有し、
札幌という遠方からわざわざ出向いていただいた、
五風十雨(いがらしあみ)さん @gofuujuu には感謝しかありません。
あみさんは、nonomama @_nonomama さんをはじめ、北斗市産の野菜を用い、
お米は五風十雨さんの手作りした玄米を炊き、
調理したあとは小皿にほんの少しだけしか残り物がない、
自然に対して敬意をはらい、
調理する手元に敬意をはらい、
食事をする人に敬意をはらう、
まさに典座(てんぞ)のお役目を全うしていただきました。
参禅者と共に一泊するためには、
調理全般をお任せする方がいないとできません。
本当にありがとうございました。
また、この度ご参加いただいた参禅者の皆様からは、
「私がやりたかったのは、坐禅でした」というお声もいただき、
あみさんからも次回につながるようなお話もいただきました。
来年は今回よりも幅広い参加者が集えるような工夫を凝らしてみたいと思います。
日曜坐禅会(5時50分~)はたんたんと続けられています。
今回参加できず気になっていた方はこちらも是非ご参加くださいね。
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