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けあらしの風景

氷点下10度を下回り、凍れた朝の北斗市です。
函館湾の海面は、けあらしとこの辺りではよばれる
白く立ちのぼる霧でおおわれ、
空には山のようにどっかりとたたずむ雲が
朝とも夕方ともつかない光をおびて、
降りつむ雪は物と物との境界をわすれさせる。
厳冬の風景はふしぎな美しさです。
人間はその風景の中、
足元の雪をかけ分けて、
かき分けて歩く道をつけていく。
今日も一日心穏やかに過ごせますように。

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