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大切な人の写真の向こう側にあるもの

昨日のことですが、お参りに行くといつも
「主人の命日はいつも曇りか雨降りの天気です」
という方がいます。
ご主人に対する思いがそのような風景にさせるのでしょうか。
ですが続けて、
「今日(11日)に大切な人を亡くした人も同じような気持ちなんですね。近所にもそういう人が多い気がするし、震災で亡くした方もいる」
大切な人の位牌と写真の向こう側に、
私と同じような悲しみを抱える人に気持ちを手向ける。
本堂や仏壇が位牌や写真だけでなく、お仏像を置くのは、そういう、特定の誰かを超えた、もっと広いいのちの繋がりに気づき、身をゆだねるためなのでしょう。
今日も一日心穏やかに過ごせますように。
合掌

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