曹洞宗とは
今からおよそ2,500年前、インドで生まれたお釈迦様の教えは時代を超え、国を超えて、現代の日本に伝わりました。インターネットも出版もない時代、伝わるということは、すなわち人から人へと直に伝わるということ。今私たちが出会う仏教の教えの陰には、生きることと死ぬことに正面から向き合って命を生きた人の、息づかいやぬくもり、目には見えない努力があります。
中国から日本に仏教を伝えた道元禅師もその一人で、坐禅を通した実践の教えは師から弟子へと綿々と受け継がれ、また、曾孫弟子の瑩山禅師によって、仏教の大事なところが一般の人々の暮しへと届けられました。
曹洞宗では、釈迦牟尼仏(お釈迦様)をご本尊とし、道元禅師、瑩山禅師を両祖と仰ぎ、一仏両祖として礼拝します。
大本山永平寺
大本山總持寺