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お霊供膳の配置について

知っているようで知らないお霊供膳の上げ方。毎月のこととはいえ、お椀やお皿の配置などに苦労されている人も多いのではないでしょうか。お霊供膳について少し勉強してみましょう。
 
■ お霊供膳の配置

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地方によって配置はさまざま。広徳寺では上のイラストのようにお霊供膳を作っています。次の注意点も含め、是非参考にしてみてください。
 
 
配置の際の注意点

 
◇ お膳の向きに注意!
お膳を正しく作っても、向きが逆では仏様に召し上がって貰えませんね。飯椀や汁椀が仏様側にあることを確認しましょう。
 ◇ 箸の持ち手は縁にのせる!
お坊さんが取りやすいように、箸の持ち手はお膳の縁に載せましょう。
 ◇ 紋は手前に向けましょう!
コップなどに紋がついている場合には、紋を手前に向けましょう。紋をまっすぐ向けることで、身も心も整います。紋がない場合には気にしなくてもかまいません。 

 
 

***「広徳寺通信 第2号」(2010年6月発行)より

※ 仏事に関しては、北斗市広徳寺(曹洞宗)のお檀家さま向けに書かれたものです。仏事のやり方は、地方やお寺、宗派などによってもまた変わってくるものです。わからなければ是非、自分のお寺の和尚さんに聞いてみてください!きっと、こころよく教えてくれるはずです。

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